キース・ヘリング
〜ストリート・アート・ボーイ〜

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アート界で国際的なセンセーションを巻き起こしたキース・ヘリングは、1980年代のニューヨークにおける伝説的なアートシーンの先駆者であり、ポップカルチャーとファインアートの世界に革命をもたらした。未公開のインタビューで構成されたこの興味深く真実に迫るドキュメンタリーは、まさにキース自身が語るアーティスト伝記映画の決定版だ。また、キース・へリング財団のみが保有する初公開の記録も含み、過去50年間で最も人々の目を惹きつけた彼の作品の背景にあるワイルドでクリエイティブなエネルギーも映し出している。

1989年、キースはエイズの診断を受けた後、作家で美術評論家のジョン・グルーエンに伝記の執筆を依頼。その年の夏、5日間かけてグルーエンが行った詳細な取材で、キースは包み隠さず自身の人生について語っている。このインタビューを中心に、キースが若かりし頃を過ごした退屈なペンシルべニア時代から、神話と語り継がれるニューヨークのゲイクラブ時代まで、エイズ・クライシス最中の切実な状況に触れながら、同時代を共に過ごした友人、家族、製作に関わったコラボレーターたちとの出会いと交流、そして最期の時まで生命を賛美して早世したアーティストへの思いが描かれる。